山形で、ホンモノの寿司と出会う

荒波うなる北の日本海を有する山形は、暖流(対馬海流)と寒流(リマン海流)がぶつかる環境にあり、年間130種類を超える魚介が水揚げされます。どれも味が引き締まり、旨みが詰まった絶品ばかりです。

庄内

山形を代表する食の都・庄内、旅人をもてなす魅力が詰まっています。

悠然と流れる最上川は日本海に注ぎ、北に鳥海山、東に修験道の聖地・出羽三山、南にブナ原生林の地・朝日連峰がそびえ立ち、それら三方の山々に抱かれるように日本有数の穀倉地・庄内平野が広がる…。そんな庄内地域は、まさに自然豊かな日本の原風景です。

庄内地方の寿司屋

村山

数々の霊峰をいただく歴史の町最上・村山地方。野趣に富んだ郷土料理も魅力です。

最上・村山地域は、蔵王連峰、月山、大朝日岳に囲まれた盆地に位置し、その独特の気候は春夏秋冬の変化をはっきりと実感させてくれます。さくらんぼやラ・フランスなどの果樹、米などの農産物を育み、紅花やこんにゃく、麩といった独特の特産品を生み出しています。

村山地方の寿司屋

置賜

東洋のアルカディアと謳われた置賜地方。グルメをうならせる食材にあふれています。

山形県の「母なる河」と称えられる最上川の上流に位置し、磐梯朝日国立公園などの豊かな自然と、赤湯、小野川、白布など数多くの温泉に恵まれ、多くの観光客を集める置賜地方。

置賜地方の寿司屋

山形だから米どころの寿司

忘れてはならないのがシャリの存在です。日本有数の米どころ山形は「つや姫」「はえぬき」「ひとめぼれ」「ささにしき」など、日本を代表するブランド米の産地あり、お寿司はお米の質で味が決まります。

山形だけの虎の巻

  • 寿司は日本の元祖ファストフード

    いわゆる「江戸前寿司」は江戸時代の後期、気の短い江戸っ子が小腹の空いたとき、気軽に手早く食べられることから大人気になりました。

  • 通はガリを上手に食べる?

    寿司の付け合せに欠かせないガリ。それだけ食べても美味しいですが、食通に言わせれば、ガリを食べるタイミングが大事とか。

  • 寿司は手づかみ、それとも箸で食べる?

    寿司は、「江戸の時代から手づかみで食べるものと相場が決まっている」とよく言われます。その一方で、箸でつまんで食べる人も多くいます。

  • 寿司職人の技や魔法?

    「妖術と いう身で握る 鮓(すし)の飯」という江戸時代の川柳があります。寿司職人の技があまりにも見事で、まるで妖術だと江戸っ子を驚かせたのでしょう。